毎日の会話にた~くさん出てくる外来語。
カメラを「写真撮影機」と呼ぶ人は、ほとんどいないですよね。
使い勝手の良い外来語ですが、日本に入ってきた時に発音が変化しているものが多いんです。
正しい発音に出会ったら、その都度インプット。
そうしておくと、英語で話す時に通じやすくなります。
今日は「camera」のネイティブ発音との出会いです。
余談ですが、今回買ったスマホは写真撮影機が抜群に高性能でウキウキです。
バイリンガルのクロエです。
英語と日本語両方を使って育ったからこそわかる日本人にピンときやすい表現を使って、くわしく説明します。
アメリカ英語独特の音の作り方を、ぜひ体験してください。
それでは、Let’s get started!
cameraの発音どうしてる?
日常会話でよく使う「camera」という単語。
英語でどのように発音していますか?
カ~メラ
だってこれ英語だよね?
それ、残念ながら日本語なの…。
あ!キャメラだ。
たまに言ってる人いるよ!
確かに!我らがゴッド姉ちゃんも言ってます。
うん、カッコいいシンガーですよね。
でもアメリカ人の発音の仕方とは違うんです。
早速、発音の仕方を説明しますね。
この記事ではアメリカ英語での発音方法を解説します。
cameraの発音の仕方
アメリカ人は
ケァmラ kæm(ə)rə
と発音します。
カタカナを使ってむりやり表すと、「キャメラ」ではなく「ケァmラ」
ただ、そのまま「ケァmラ」と言っても正しい発音とは言えません。
ネイティブ発音に近づき、通じやすい発音が出来るよう解説していきますね。
発音方法
「英語は元気に話す言語だから
口を大きく開けたり、
唇をつきだしたりするもの」?
その先入観はひとまず横に置いて、
リラックスした状態で始めましょう
肩の力抜けた?
それじゃ始めるよー
- 「ケァ」のアは小さな文字の「ァ」である意識を持ってください。
母音は「アとエの間の発音」と教えられる「æ」ですが、
「ケァ」だと捉えれば簡単に音が作れます。
「ケ」は「今日親友とケンカしたわあ~」と普通に話す時の「ケ」です。
口の形どうですか?
「ア」と「エ」の間っぽくないですか?
その口です。 - 「ケ」と「ァ」は一つの音のように素早く発音します。
(自分の)目に向かって声を出す感じで、はい、「ケァ~」 - 「mラ」は一息で発音します。
「ラ」の母音のアは、ぼ~っとしていて
「あ、もう夕方か…。」とつぶやく時の、
あの小さくてあいまいなアです。
「ラ」の舌の動きは(縦割りの)真ん中あたりをへこませる→解放
(舌の両側面を上の歯に近づける→解放のイメージでもOK。)
「ケァ」から直接「ラ」に向かう意識で。
その途中で素早く一瞬くちびるを合わせて「m」の音を挟むだけです。
発音のコツ
- 「ケァ」の発音は自分の目に向かって声を出すイメージで
(この感じ、あなたにピンとくるといいなあ~)
音を外に出すというより顔に響かせて - 「ラ」は口の中の上半分を使って音を作るイメージで
末尾の「ラ」は下方向へ音を落とさず、口の中で音を開放する感じ
「ケァmラ」と発音しますが、mでギュッと口を結んでしまう訳ではありません。
発音方法の3にあるように、「ケァ」から「ラ」への移行中に素早く唇を合わせるだけです。
そのため、mにラの母音である小さなア(ə)の要素が入ります。
「ka-m-ruh」と言っているつもりで、そのように解説するネイティブが多いです。
ただ、実際はmにビミョ~に小さなア(ə)の音が入っています。
このページ上部に貼っている音声も「ka-m-ruh」と発音したとされている状態のものです。
やはりビミョ~なア(ə)が入ってますよね。
英語の独特な響きとリズムを生み出す「 ə 」で表されるシュワ(schwa)と呼ばれる曖昧な母音。
この音については、別記事でくわしく解説しています。
まとめ(クロエのつぶやき)
今回は camera の発音方法について解説しました。
「目に向かって声を出すイメージでってなんやねんっ!」
‥って思っちゃいましたよね。
でもまあ、試してみてもしピンときたら儲けものじゃないですか!
英語らしい音を作るための発声、話しやすい発声があることは事実です。
ただ、感じ方は人それぞれ。
試してみて、あなたの身体・感覚にしっくり来たら、ぜひ取り入れてくださいね。
記事を書いていて、なぜか「あの鐘を鳴らすのはあなた」を歌いたくなりました。
これからお風呂で歌うとします。
記事がお役に立てればとってもハッピーです。